1948-06-18 第2回国会 参議院 運輸及び交通委員会 第7号
第三の点は、港則法は港内交通規則に関する從來の不統一を排除いたしまして、港内交通取扱に関する統一的規則といたしておるのであります。第四は、港則法は特定港のように船舶の輻輳するところにおきましては、靜的に義務を課しておるだけでは十分ではないのでありますから、具体的の場合には港長が機宜迅速な処置を取ることにより、港内交通の安全を完うせんとしていることであります。
第三の点は、港則法は港内交通規則に関する從來の不統一を排除いたしまして、港内交通取扱に関する統一的規則といたしておるのであります。第四は、港則法は特定港のように船舶の輻輳するところにおきましては、靜的に義務を課しておるだけでは十分ではないのでありますから、具体的の場合には港長が機宜迅速な処置を取ることにより、港内交通の安全を完うせんとしていることであります。
港則法案は港内交通規則に関する從來の不統一を排除した港内交通取締りに関する統一的規則であるかと、及び港則法案は、特定港のように船舶の輻輳する所では靜的に義務を課しているだけでは十分でなく、具体的の場合に港長が機宣迅速な処置をとることにより、港内の交通安全を全うせんとしていること等であります。 次にこの法律案が從來の開港港則と変つた点をあげますと、次の通りであります。